ハワイアン航空(HAL/HA)は、ハワイ域内をターボプロップ機で運航する「オハナ・バイ・ハワイアン」の旅客便と貨物便の運航を現地時間11月1日から一時休止する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による旅行需要の減少に加え、米政府の給与支援プログラム(PSP)が10月で期限が切れるため、約2500人の従業員を削減するとともに運休が決まった。
オハナ・バイ・ハワイアンは2014年3月11日に、仏ATR製ATR42-500型機で運航を開始。2018年8月からは、ATR72-200F貨物機による定期貨物便の運航も始めた。いずれもエンパイア航空(CFS/EM)が運航を受託している。ホノルルからモロカイ島やラナイ島などへ旅客便が乗り入れており、ハワイ諸島の貨物便を運航している。
オハナの一時休止に伴い、貨物によってはハワイアン航空のボーイング717型機やエアバスA321neoで島々へ運ぶ。
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ハワイアン航空
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