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ハワイアン航空（HAL/HA）は10月5日、運航を再開したホノルル－成田線の旅客便について、11月も継続すると発表した。10月同様週1往復で、ホノルル発を木曜、成田発を土曜に設定する。
11月も成田－ホノルル線の旅客便を継続するハワイアン航空＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
運航スケジュールは、成田行きHA821便はホノルルを午後3時35分に出発し、翌日午後7時55分に着く。ホノルル行きHA822便は午後7時55分に成田を出発し、午前8時に到着する。機材はエアバスA330-200型機（3クラス278席：ビジネス18席、プレミアムエコノミー68席、エコノミー192席）を投入。現地時間12月15日まではソーシャル・ディスタンシング（対人距離）を保つため、座席数を7割に制限する。
ハワイアン航空は10月1日から、ホノルル－成田線の旅客運航を再開。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響により、これまでは貨物便として運航しており、旅客便は3月の運休以来約7カ月ぶりの再開となった。
日本とハワイを結ぶ路線は、大幅な供給量減が続いている。日本航空（JAL/JL、9201）は8月1日から、羽田－ホノルル線の臨時便の運航を開始。8月は4往復運航し、9月と10月は羽田から2便、ホノルルからは羽田と関西に1便ずつ運航する。また、JAL系LCCのZIPAIR（ジップエア、TZP/ZG）の西田真吾社長は、成田－ホノルル線は計画通り冬ダイヤ期間の就航を目指す考えを示している。
全日本空輸（ANA/NH）は成田－ホノルル線を10月5日に再開し、10月に2往復、11月は羽田から2往復のみ運航する。米デルタ航空（DAL/DL）は、就航が延期となっているホノルル－羽田線を12月に開設する。
ハワイ州政府は9月1日から、すべての渡航者に旅行情報や健康情報のオンライン登録を義務付けている。「セーフ・トラベルズ・アプリケーション（Safe Travels Application）」は州外からと隣島間の全旅行者を対象とし、渡航の24時間前までに事前登録が必要となる。
10月15日からは、渡航72時間前に受けたPCR検査で陰性だった場合、義務付けられている14日間の自主隔離が免除となる。
運航スケジュール
HA821 ホノルル（15:35）→成田（翌日19:55）運航日：木
HA822 成田（19:55）→ホノルル（08:00）運航日：土
関連リンク
ハワイアン航空
Safe Travels（State of Hawaii）
ハワイアン航空
・ハワイアン航空、成田－ホノルル旅客便再開へ 10月から週1往復（20年9月14日）
・ハワイアン航空、米本土路線を順次拡大 来島者、陰性証明で隔離免除（20年7月7日）
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他社のハワイ路線
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・JAL、9月もホノルル臨時便 関空行きも（20年8月6日）
・JAL、羽田－ホノルル臨時便就航 在住者や留学生向け（20年8月1日）