エアライン — 2020年9月28日 20:17 JST

ANA、東南アジア2路線再開 羽田-ホノルル2往復のみ、11月国際線86%運休

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 全日本空輸(ANA/NH)は9月28日、国際線の運航計画を追加で見直したと発表した。10月1日から31日までは、成田-ヤンゴン線とマニラ線の2路線で計15便を復便し、11月1日から30日までは、75路線5366便のうち86%にあたる73路線4604便を運休・減便する。11月は羽田-シンガポール線と成田-バンコク線の東南アジア2路線を再開するほか、羽田-ホノルル線を2往復運航する。

11月に東南アジア2路線を再開するANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 10月は計画していた75路線5535便のうち87%にあたる73路線4811便を運休・減便。新たに発表した復便は2路線15便で、成田-ヤンゴン線は2日と8日、23日、30日の現地発を運航する。成田-マニラ線のうち成田発は火曜と金曜、日曜の週3便、現地発は火曜と金曜を除く週5便を設定する。

 11月1日からの追加発表分のうち通常運航を続けるのは、週7往復の成田-ロサンゼルス線(NH6/5)と成田-シカゴ線(NH12/11)の2路線のみ。37路線が運休となり、28路線で計画比での減便が生じる。

 減便路線のうち、11月に再開するのは羽田-シンガポール線と成田-バンコク線の2路線。羽田-シンガポール線はNH841/844便を木曜と日曜の週2往復運航し、成田-バンコク線は現地発のNH806便を火曜と水曜、土曜の週3便運航する。

 羽田-ホノルル線は10月に運航予定の成田-ホノルル線同様、ハワイへの赴任や留学、在住者の一時帰国向けに2往復のみ運航する。羽田発のNH186便を11月6日と20日、ホノルル発のNH185便を7日と21日に設定し、ボーイング787-9型機(3クラス246席:ビジネス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席)を投入する。

 増便は4路線で、現在は羽田発を週3便、現地発を週5便運航する羽田-シドニー線は、週5往復に増便。現地発を週3便運航する羽田-マニラ線は週5便に増便する。現地発週2便の羽田-ホーチミン線は週4便に、週3往復の羽田-ロンドン線は週4往復に、それぞれ増やす。

 このほか、夏ダイヤで開設予定の羽田-青島とサンフランシスコ、サンノゼの3路線は、12月1日の開設に延期。羽田-ロサンゼルスとシドニーの既存2路線の増便も12月1日に延期となった。羽田-深センとストックホルム、ミラノ、イスタンブール、モスクワの5路線は、開設時期を未定としている。

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