スカイマーク(SKY/BC)は9月18日、国内線の10月分運航計画を発表した。1日から31日まで、計画の37.5%にあたる1812便を運休・減便する。減便率は9月の49.4%から11.9ポイント改善する。冬ダイヤ初日の25日に就航する下地島3路線は減便しない。
羽田発着路線の場合、札幌(新千歳)線は24日に終了する夏ダイヤでは1日10.5往復、冬ダイヤは同8往復を計画。減便後はいずれも1日7往復運航となる。神戸線は夏ダイヤで7.5往復、冬ダイヤで7往復を計画しているが、いずれも4往復に減便する。夏と冬で計画便数が変わらない3路線のうち、福岡線は11往復を9往復に減便する。鹿児島線は5往復を1往復に、那覇線は6往復を3往復に、それぞれ減便する。
運休となるのは成田-中部線の1路線。これまでは期限を区切って運休していたが、同社唯一の国際線である成田-サイパン線を当面運休することから、成田発着で1路線しかない国内線で週2往復の中部線も、期限を定めない形で運休する。成田-中部線は今回、冬ダイヤの計画路線から外れた。
一方、冬ダイヤ初日の25日に開設する下地島3路線は、減便せずにすべて運航する。羽田線と神戸線は1日1往復ずつ、那覇線は同2往復となる。
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