全日本空輸(ANA/NH)などを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は8月31日、アニメ「もったいないばあさん」を9月から機内エンターテインメントプログラムで順次上映すると発表した。
ANAHDは、環境省と講談社が2019年6月から共同プロデュースしている「もったいないばあさんプロジェクト」に今年3月から参画。絵本作家の真珠まりこさん作の「もったいないばあさん」は、中国と台湾、韓国、ベトナム、フランス、インドの7カ国で現地の言語により出版されており、日本語の「もったいない」の価値観を海外でも伝えている。
機内エンターテインメントのプログラムは、国際線が9月から2021年8月末まで、国内線は10月から2021年9月末までそれぞれ1年間上映。日本語、英語、スペイン語、フランス語、中国語、ヒンディー語の6言語で制作されたアニメを通じて、環境問題を考えてもらう。また、現在は新型コロナウイルス対策で閉鎖しているANAラウンジの「キッズスペース」で、もったいないばあさん」の絵本を設置する予定になっている。
もったいないばあさんプロジェクトはANAHDのほか、セブン-イレブン・ジャパン、大日本印刷(7912)、東京放送ホールディングス(9401)、TOTO(5332)、日本コカ・コーラ、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンがパートナー企業として参画している。ANAHDは自社グループ内でも、3R(削減・再利用・リサイクル)の推進や2050年までの資源類の廃棄率ゼロを目指す。
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アニメ「もったいないばあさん」
全日本空輸
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