日本航空(JAL/JL、9201)は8月14日、9月の国際線計画を一部見直し、増便や減便を実施すると発表した。期間は1日から30日まで。東南アジアや北米の路線は一部を増便する一方、タイやベトナム方面は旅客便の運航制限が続いているため、追加減便を実施する。今回の見直しで、9月の国際線は計画していた60路線4740便のうち60路線4168便が減便対象となり、減便率は88%になる。
増便するのは、北米路線は羽田-ニューヨーク線(JL6/5)、成田-ボストン線(JL8/7)、羽田-シカゴ線(JL10/9)、羽田-ダラス線(JL12/11)、成田-サンフランシスコ線(JL58/57)、成田-ロサンゼルス線(JL62/61)。ニューヨーク線の場合、これまで週2往復だったが3往復運航する。また、関西-ロサンゼルス線のロサンゼルス発JL69便の運航日を従来の9月12日と26日に加え、19日も運航する。関西発のJL60便は運休する。
東南アジア路線は、成田-クアラルンプール線(JL723/724)、成田-ジャカルタ線(JL725/726)、羽田-ホーチミンシティ線(JL79/70)、羽田-マニラ線(JL77/78)、成田-マニラ線(JL745/746)を増便。一方で、運航制限の関係で羽田・成田-バンコク線、成田-ハノイ線、成田-ホーチミンシティ線は追加減便する。
欧州路線では、羽田-ヘルシンキ線で帰国者などを対象とした救済臨時便を運航。羽田-モスクワ線でも羽田発のみ臨時便を9月11日と25日に運航する。
ホノルル臨時便は、8月に続いて運航。羽田発ホノルル行きJL8782便を15日と29日、ホノルル発羽田行きJL8781便を16日に運航し、ホノルル発関西行きJL8791便を30日に運航する。ハワイでは入島制限が続いており、到着後14日間の自主隔離が必要。日本へ入国する際も、検疫が行われる。
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日本航空
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