ピーチ・アビエーション(APJ)は5月24日、社内訓練による機長昇格制度で初の機長発令が行われたと発表した。
今回機長に昇格したのは、2011年入社の御代田弘之機長。12年3月のAPJ運航開始時から副操縦士として乗務を続けてきた。16日に行われた国土交通省航空局(JCAB)の運航審査官による機長認定審査で合格し、24日付で機長に昇格した。
APJは自社内で機長昇格制度を設けており、国交省に認定された計画に基づく訓練を行っている。社内昇格制度での機長発令は、今回が初めて。
同制度は今回のほかに年内は夏と秋、冬の3回予定しており、社内規定をクリアした副操縦士の中で、昇格訓練に名乗りを上げた人に対して行われる。今後APJでは、年間10人から20人程度の機長昇格を見込んでいる。
御代田機長には、運航統括オフィサーの角城健次取締役から発令書が交付されたほか、機長を示す4本の金モールが入ったジャケットが手渡された。
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