日本航空(JAL、9201)は7月16日から成田-パリ線に国際線用ボーイング777-300ER型機の新仕様機「SKY SUITE 777(スカイスイート 777)」を投入する。当初は隔日運航となる。
パリ線は1月から運航中の成田-ロンドン線、5月からの成田-ニューヨーク線に続き、スカイスイートの3路線目。全クラスに新シートを導入し、座席数はファースト8席(改修前8または9席)、ビジネス49席(77または63席)、プレミアムエコノミー40席(46または44席)、エコノミー135席(115または156席)の計232席で、改修前の246席または272席より席数を抑えた。
パリ線就航後は、11月から成田-ロサンゼルス線、14年1月から成田-シカゴ線への順次投入を計画している。また、無線LANによる機内インターネット接続サービス「スカイWiFi」の提供は、パリ線では8月から導入を開始する予定。
JALでは保有する全13機の777-300ERのうち、5月24日現在で4機が改修済みで、現在は5機目(登録番号JA732J)の改修を行っている。時刻表などでは同機を「SS7」と表記する。(機内の写真はこちら)
スカイスイート 777
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