ボーイング, 官公庁, 機体, 解説・コラム — 2020年7月28日 14:22 JST

哨戒機P-8のいま 各国で導入、米海軍は102機に

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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で民間機の引き渡しが低調な中、コンスタントに引き渡しが続いているボーイング737型機がある。米海軍向けのP-8A哨戒機「ポセイドン」で、6月には102機目のP-8Aを引き渡している。ターボプロップの哨戒機ロッキードP-3C「オライオン」の後継機で、米海軍はすべてのP-3C飛行隊をP-8に移行する。

米海軍のP-8A=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 偶数年にロンドン近郊で7月に開かれるファンボロー航空ショーが今回は中止となり、ボーイングはオンラインで軍用機に関する報道関係者向け説明会を現地時間7月14日から15日にかけて開いた。

 P-8は、小型旅客機の737-800をベースに開発された対潜水艦、対水上戦、情報収集、監視、偵察を担う多目的哨戒機で、2004年6月14日にローンチ。胴体は737-800、主翼は


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