JALとマレーシア航空、共同事業7月25日開始　運賃やサービス連携

　日本航空（JAL/JL、9201）とマレーシア航空（MAS/MH）は7月10日、共同事業（JV）を25日から始めると発表した。対象は日本－マレーシア路線で、2019年5月から準備を進めてきたもの。

共同事業を開始するJALとマレーシア航空＝PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

　JVはコードシェア（共同運航）よりも踏み込んだ提携で、運賃や運航スケジュールを両社間で調整できるようになり、サービスの歩調を全体的に合わせられるようになる。日本とマレーシアの当局による独占禁止法の適用除外（ATI）が認められたことで実現した。

　加盟する航空連合は両社ともワンワールド・アライアンスで、2012年に両国間などでコードシェアを開始した。7月と8月の日本－マレーシア路線は、JALとマレーシア航空ともに成田－クアラルンプール線を週2往復ずつ運航する。

　7月の運航日は、成田発は両社とも月曜と木曜、クアラルンプール発はJALが火曜と金曜、マレーシア航空が水曜と日曜となる。

　8月の成田発はJALが水曜と日曜、マレーシア航空が月曜と木曜になり、クアラルンプール発は7月と同じ曜日に運航する。

運航スケジュール
JAL
JL723 成田（11:20）→マレーシア（17:45）運航日：7月は月曜と木曜、8月は水曜と日曜
JL724 マレーシア（22:50）→成田（翌日07:05）運航日：火曜と金曜

マレーシア航空
MH71 成田（10:15）→マレーシア（16:20）運航日：月曜と木曜
MH70 マレーシア（09:15）→成田（17:25）運航日：水曜と日曜

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