日本航空(JAL、9201)は5月19日、保有する全7機のボーイング787型機の確認飛行を終えた。改修した新バッテリーシステムの動作状況を調べる試験飛行で、7機とも異常はみられなかった。また、1月に米ボストンのローガン国際空港でバッテリートラブルが起きた機体(登録番号JA829J)も同日夕方、成田空港へ131日ぶりに戻った。
ボストンでトラブルが起きた機体は、現地時間4月30日にバッテリーの改修作業が完了。5月15日に確認飛行をボストンで行い、19日はフェリーフライト(回送)でボストンから成田へ到着した。
JALではバッテリー改修後初の確認飛行を2日に羽田と成田で実施し、18日間で完了。今月いっぱい運航乗務員の慣熟飛行を行い、6月からの定期便再開に備える。
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