ベトナム航空(HVN/VN)は11路線ある日本路線について、運休期間を7月31日まで延長する。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響によるもので、このうちベトナム発日本行き4路線は両国政府の制限緩和を前提に、一部で運航再開を検討する。
再開を検討するのは、ハノイ発の成田行きVN310便と関西行きVN330便、ホーチミン発の成田行きVN300便と関西行きVN320便の計4路線。いずれも現地発のみで、貨物などの需要により再開を検討する。日本からの折り返し便は貨物が主体となる見込み。
同社の日本路線は11路線で、ハノイからは成田と羽田、関西、中部、福岡の5空港に、ホーチミンからは成田と関西、中部、福岡の4空港に、ダナンからは成田と関西に乗り入れている。いずれも新型コロナの影響により、3月23日から運休が続いている。
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