ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は6月2日、運休している国内15路線について、月内は運休を継続すると発表した。減便している国内8路線も引き続き減便する。成田と中部からのマニラ2路線は、6月30日まで運休する。6月は国内線と国際線の合計で3062便の運航を予定していたが、90.7%にあたる2778便が減便となる。
23路線ある国内線は、8路線のみ運航。成田発着は札幌と関西、福岡、那覇、下地島の5路線、関西発着は札幌と那覇の2路線、中部発着は福岡の1路線で、いずれも減便での運航となる。
ジェットスターによると、運休している15路線を含めた国内23路線は、7月以降に段階的な復便を目指すという。5月11日以降は運航便を設定していない関西-高知線は、復便の見込みが立っていない。
6路線ある国際線は、全便が運休。6月30日までの運休は4路線で、成田-マニラ線と中部-マニラ線のほか、関西-マニラ線と成田-上海(浦東)線も対象となっている。このほか、成田-香港線と成田-台北(桃園)線の2路線は、7月31日までの運休が決まっている。
同社は国際線の復便について、渡航制限解除など政府の動向を考慮し決定すると説明している。
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ジェットスター・ジャパン
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