スカイマーク(SKY/BC)は、5月1日から中止していた機内中央列の座席指定について、6月1日から指定可能にする。中央のB席とG席を販売しないことでソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)に対応してきたが、緊急事態宣言の解除後は乗客数が増加傾向にあることから、マスク着用を要請することで新型コロナウイルスに対処していく。
同社のボーイング737-800型機は1列6席で、通路をはさみ左右3席ずつの配列となっており、窓側と通路側の1列4席のみ販売していた。一方で、各国の航空会社などが加盟するIATA(国際航空運送協会)の調査では、中央席ブロックは感染防止策としての妥当性はなく、継続すると運賃高騰につながるとして、マスク着用を推奨している。
スカイマークも搭乗率が回復傾向にあることから、中央席ブロックを5月末で終了する。
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