エアライン — 2020年4月24日 19:23 JST

JAL、マイル会員FLY ONステイタスの有効期限1年延長 21年度は20年度資格継続

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 日本航空(JAL/JL、9201)は4月24日、2019年1-12月の搭乗実績で獲得したマイル会員制度「JALマイレージバンク(JMB)」の2020年度「FLY ONステイタス」について、有効期限を1年間延長すると発表した。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響で大量運休が続き、通常運航の見通しが立たないため。

20年度のFLY ONステイタスを21年度まで延長するJAL=20年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2019年の年間搭乗実績で獲得した2020年度のFLY ONステイタスは、有効期限が2021年3月末まで。これを1年間延長して2022年3月末までとし、2021年度も同じステイタスを適用する。JALの場合、搭乗実績を示す「FLY ONポイント」や搭乗回数に応じて、翌年のステイタスが決定する。

 延長の手続きは不要で、自動的に反映される。今年1年間の搭乗実績が2020年度のステイタスを上回った場合は、2021年度に反映する。

 また、これまで7月末までとしてたマイルや電子クーポン「eJALポイント」の有効期限を、9月末までに延長する。

 JMBのステイタスは最上位がダイヤモンドで、JGCプレミア、サファイア、クリスタルと続く。1年間の搭乗実績によりランク分けされており、年50回以上の搭乗などの条件で基準を達成する「サファイア」会員以上になると、上位会員制度「JALグローバルクラブ(JGC)」に入会できる。

 一度JGC会員になると、退会するまではサファイア会員とラウンジなどのサービスはほぼ同等。「JGCプレミア」はJGC会員のみに設けられたステイタスで、ダイヤモンドとサファイアの間に位置し、ダイヤモンドよりやや少ない搭乗実績でも同等のサービスが受けられる。

*ANAの措置はこちら

関連リンク
2020年度FLY ON ステイタス会員の方に対する2021年度FLY ON ステイタス延長について(JAL)
有効期限をむかえるマイル・e JALポイント・JALクーポンの取り扱いについて(JAL)
日本航空

マイル
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