成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は4月16日、ターミナルの一部施設を20日午前0時から当面閉鎖すると発表した。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響で発着が激減していることにより、運用体制を見直した。再開時期は現時点で決まっていない。
閉鎖するのは、第1ターミナル(T1)と第2ターミナル(T2)の一部施設で、T1は北ウイングの第1サテライトと南ウイングの第4サテライト、国内線エリアの計3カ所。T2はサテライトのほか、本館とサテライトを結ぶ連絡通路も対象となる。
NAAは2本ある滑走路のうち、B滑走路を4月12日から閉鎖している。
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