ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は3月25日、国内線と国際線の運航計画を一部変更すると発表した。期間は夏ダイヤ初日の29日から4月23日までで、札幌(新千歳)発着の国内線2路線230便と、台北(桃園)発着の国際線3路線138便の計368便が新たに減便や運休対象になった。中国から拡散した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によるもの。
国内線は、関西-札幌線と成田-札幌線の2路線で、いずれも29日から4月23日までが対象。通常は1日3-5往復の関西-札幌線は、今回の減便で同2往復に、同7-9往復の成田-札幌線は、減便で同3-4往復になる。
国際線は、関西-台北線と成田-台北線、那覇-台北線の3路線で、いずれも4月1日から23日までが対象。今回の発表で3路線とも運休となり、国際線は22日まで全便運休となった。
これまでの発表分と合わせると、2月1日から4月30日までの国際線2972便と国内線932 便の計3904便が運休や減便の対象となる。
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ピーチ・アビエーション
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