ユナイテッド航空(UAL/UA)は3月9日、日本-グアム路線を減便すると発表した。中国から感染が拡大した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によるもの。
週21往復(1日3往復)の成田-グアム線は、4月2日から30日までの期間中は1日2往復に減便。3往復のうち、いずれか1往復を運休する。
週14往復(1日2往復)の中部(セントレア)-グアム線は、朝出発のUA136/137便を31日から4月30日まで週3往復に減便。月曜と金曜、日曜運航で、期間中は週10往復になる。
週14往復の関西-グアム線は、夜出発のUA178/177便を31日から4月30日まで運休し、週7往復(1日1往復)に減便する。
関連リンク
ユナイテッド航空
成田3路線運休
・ユナイテッド航空、成田3路線期間運休 羽田は通常運航(20年3月1日)
羽田路線
・ユナイテッド航空、成田はシカゴ・ワシントンDC以外残留 羽田5路線に(19年8月17日)
・ユナイテッド航空、羽田4路線新設 20年3月発着枠増枠、シカゴ、LA、ニューアーク、ワシントンDC(19年8月17日)
ルフトハンザはA380運休検討
・ルフトハンザ、A380一時運航停止も グループ便最大半減検討(20年3月8日)
JALとANAの国内線減便
・ANA、国内線522便減便 13日から19日、25路線(20年3月7日)
・JAL、国内線684便減便 13日から19日まで、38路線影響(20年3月6日)
・JALとANA、国内線でも減便 ウイルス影響、羽田-福岡など38路線558便(20年3月4日)
ANAは国内線普通席でドリンク提供中止
・ANA、国内線普通席のドリンク提供中止 感染拡大で、毛布も(20年3月5日)
ANA国際線への影響
・ANA、国際線運休・減便拡大 中韓台印9路線(20年3月7日)
・ANAの中国路線、関空発すべて運休 成田-上海も(20年2月25日)
・ANA、関西-杭州減便 3月は一時運休(20年2月20日)
・ANA、中国・香港便の運休さらに拡大 半数以下の週85往復に(20年2月13日)
・ANA、中国便の運休拡大 計画半減し週81往復に(20年2月6日)
・ANAの中国発2月予約、昨年の半分に 日本発も4割減(20年1月30日)
・ANA、成田-武漢線の欠航継続 3月1日まで(20年1月30日)
・武漢チャーター機、羽田2タミサテライト”貸切”で感染防ぐ 普段は国内線用(20年1月29日)
JAL国際線への影響
・JAL、台湾・韓国便の運休・減便拡大(20年3月3日)
・JAL、中部-天津3月まで期間運休 感染拡大と検疫強化で(20年2月27日)
・JAL、台湾・韓国も減便 ウイルス影響広がる(20年2月18日)
・JAL、中国夜間駐機便を期間運休 中国滞在者の入国制限で(20年2月6日)
・ANAとJAL、中国一部運休・減便 3月まで(20年2月4日)
・JALの2月中国予約、10日間で25%キャンセル 3月は20%減(20年1月31日)
大手2社以外への影響
・ピーチ、ソウル・上海便の運休拡大 19日から台北復便も(20年3月6日)
・ジェットスター・ジャパン、関西-マニラ期間運休 新型コロナ影響、グループ便に振り替え(20年3月6日)
・ジェットスター・ジャパン、成田-札幌80便減便 国内線は無料変更・払い戻し(20年3月5日)
・春秋航空日本、天津運休 武漢・重慶・寧波に続き(20年3月3日)
・スターフライヤー、国際2路線期間運休 羽田-北九州は減便(20年3月4日)
・ジェットスター・ジャパン、一時運休継続 5月末まで、成田-台北も(20年3月3日)
・エアアジア・ジャパン、中部-台北一部運休(20年3月2日)
・ジェットスター航空、日本3路線減便 ウイルス影響、カンタス航空は香港3路線(20年2月21日)
・ジェットスター・ジャパン、成田-香港も一時運休(20年2月14日)
・ジェットスター・ジャパン、成田-上海一時運休 ウイルス拡大、3月再開へ(20年2月4日)
・ピーチ、国際全路線に影響拡大 羽田-台北など11路線一時運休、減便は4路線(20年2月27日)
・ピーチ、那覇-香港3月まで運休 関空は減便(20年2月12日)
・ピーチ、上海一時運休 関空・羽田、3月まで(20年2月5日)
海外の航空各社の運休
・ハワイアン航空、羽田-コナ期間運休 ホノルルも減便(20年3月7日)
・デルタ航空、日本6路線減便 羽田も対象、関空-シアトル期間運休(20年3月5日)
・シルクエアー、広島-シンガポール運休 3月26日に最終便(20年3月3日)
・ユナイテッド航空、成田3路線期間運休 羽田は通常運航(20年3月1日)
・シンガポール航空、日本6路線230便欠航 羽田は138便に拡大(20年2月26日)
・シンガポール航空、成田・羽田5月まで減便 感染拡大、全世界で688便影響(20年2月19日)
・キャセイ、新型コロナウイルスで大幅減便 日本路線も対象(20年2月10日)
航空券対応
・スカイマークなども対象期間延長 手数料なしで変更・払戻(20年3月6日)
・ANAとJAL、変更手数料無料の対象期間延長 国内・国際線とも(20年3月6日)
・JALとANA、国際線航空券も変更・払い戻し手数料無料 発券・搭乗日など条件、感染拡大で(20年3月2日)
入国規制
・中国・韓国から入国制限 到着は成田・関空のみ(20年3月5日)
・北京と上海、日本発渡航者を14日間隔離 出張困難に(20年3月4日)
・インド、日本人の未入国ビザ無効に 感染拡大防止で(20年3月3日)
各空港でも影響
・関空、国際線半数が欠航 中国便は8割超、2日から(20年3月2日)
・中部空港、3月は中国路線3路線 便数9割以上減(20年2月29日)
・成田空港、2月の中国旅客66.5%減 田村社長「全方面に影響懸念」(20年2月27日)
セントレアの検疫で感染者確認
・中部空港で感染者確認 ベトナム経由で帰国、入国前検疫で(20年3月4日)
英地域航空会社が破綻
・英フライビーが破綻 新型コロナ影響(20年3月5日)