全日本空輸(ANA/NH)は3月6日、中国から感染が拡大した新型コロナウイルス(COVID-19)による需要減少により、国内線の一部減便を追加すると発表した。対象期間は13日から19日までの7日間で、羽田-札幌線など25路線522便に影響する。また、前回発表した6日から12日までの7日間のうち、9日から12日までの4日間で、22路線180便を追加減便する。
—記事の概要—
・9日から12日まで追加180便
・13日から19日は522便
・羽田以外の地方路線
9日から12日まで追加180便
追加で減便するのは羽田発着の地方路線15路線と、伊丹4路線、福岡2路線、仙台-札幌線の計22路線。路線により異なるが、概ね3月9日から12日までの4日間で各路線とも1日1往復ずつ計180便を減便する。
羽田発着15路線は、いずれも1日1往復ずつ減便。函館(1日3往復)と秋田(1日5往復)、庄内(1日4往復)、岡山(1日5往復)、岩国(1日5往復)、鳥取(1日5往復)、米子(1日6往復)、高知(1日5往復)、佐賀(1日5往復)、熊本(1日5往復)、長崎(1日4往復)、宮崎(1日5往復)、鹿児島(1日6往復)の13路線は3月9日から12日までの4日間、松山(1日6往復)は10日から12日までの3日間、大分(1日4往復)は9日から11日までの3日間が減便対象となる。
伊丹路線はいずれも3月9日から12日までの4日間が減便対象となる。松山(1日9往復)は1日2往復ずつ、高知(1日6往復)と熊本(1日6往復)、宮崎(1日6往復)は1日1往復ずつ減便する。
仙台-札幌線(1日3往復)は、3月9日から12日まで1日1往復減便。1日1往復ずつ運航する福岡発着の小松と仙台の2路線は、3月9日から12日までのANA便は期間運休となる。
13日から19日は522便
3月13日から19日までの減便対象となる25路線のうち、6日から12日までと比較して追加となるのは16路線で、うち羽田-関西線を除く15路線は、9日から12日までの4日間でも減便対象となっている。
羽田-札幌線は、最も多い111便を減便する。現在の1日17往復34便から、期間中は1日あたり最大で8往復16便を減便する。そのほかの幹線では、羽田-福岡線は1日18往復36便から最大で6往復12を減便。期間内は77便が減便となる。羽田-伊丹線は1日15往復30便から最大で1日あたり1往復2便が減便となり、12便を減便対象とする。羽田-那覇線は減便しない。
羽田発着の地方路線では、広島(1日10往復)の28便が最多。3月13日から19日までの期間内は2往復4便ずつ減便する。このほか、函館(1日3往復)と秋田(1日5往復)、岡山(1日5往復)、高松(1日6往復)、松山(1日6往復)、高知(1日5往復)、大分(1日4往復)、長崎(1日4往復)、宮崎(1日5往復)、鹿児島(1日6往復)の10路線は1日1往復ずつ14便を減便。熊本(1日5往復)は12便、関西(1日5往復)は10便が減便となる。
羽田以外の地方路線
伊丹を発着する6路線のうち、松山(1日9往復)は最も多い28便が減便となる。3月13日から19日まで、1日2往復ずつ減便する。高知(1日6往復)と熊本(1日6往復)、宮崎(1日6往復)の3路線は1日1往復14便ずつ、鹿児島(1日6往復)は13日から18日まで6日間で12便、札幌(1日6往復)は14日から17日と19日の計5日間で、10便を減便する。
羽田・伊丹以外の地方路線では、仙台-札幌線(1日3往復)と中部-札幌線(1日5往復)が1日1往復14便ずつ。福岡-那覇線(1日最大9往復)は、13日から18日まで6日間で12便が減便となる。
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