日本航空(JAL/JL、9201)は3月3日、台湾と韓国路線の一部運休や減便を追加発表した。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による需要減少などによるもの。
台湾は台北と高雄が対象。台北路線は、成田-桃園線が週14往復(1日2往復)のうち、JL805/804便を6日から28日まで期間運休して週7往復(1日1往復)に減便。羽田-松山線は週14往復のうち、JL99/96便を9日から19日の一部の日に運休し、週7往復に減便する。JL99/96便は、機材をボーイング777-200ER型機(2クラス312席:ビジネス26席、エコノミー286席)から767-300ER(2クラス227席:ビジネス30席、エコノミー197席)に小型化する。
週7往復の中部-桃園線は、6日から18日まで週4往復(火・木・土・日)に減便。週7往復から週4往復に減便している関西-桃園線は、6日から28日(桃園発は翌日)まで期間運休する。
週7往復の成田-高雄線は、6日から25日(高雄発は翌日)まで週4往復(火・木・土・日)に減便する。
韓国はソウル(金浦)と釜山が対象。計画では週21往復(1日3往復)だった羽田-金浦線は週14往復に減便済みで、JL91/92便を777-200ERから787-8(2クラス206席:ビジネス30席、エコノミー176席)に2日から25日まで小型化。このうち、10日から12日と17日は期間運休し、羽田-金浦線全体では週7往復に減便となる。
計画では週14往復だった成田-釜山線は週7往復に減便済みで、運航中のJL957/958便を10日から28日まで週4往復(月・水・金・日)に減便する。
各路線では運休・減便期間中、3連休など特定日のみ運航する場合がある。
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