スイス インターナショナルエアラインズ(SWR/LX)は、改修中のエアバスA340-300型機について、全5機の刷新を完了した。新シートのほか、インターネット接続も可能な新機内エンターテインメントシステム(IFE)を導入した。
新仕様機の座席数は3クラス223席(ファースト8席、ビジネス47席、エコノミー168席)で、ファーストとビジネスは2016年に初受領したボーイング777-300ER型機のシートと同等のものを採用した。従来の3クラス219席(ファースト8席、ビジネス47席、エコノミー164席)と比べ、エコノミーの席数が4席増えた。
改修は1月中旬に完了。チューリッヒ発着のボストンとヨハネスブルクの各線のほか、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で運休中の上海線にも投入。現地時間3月1日に就航するチューリッヒ-関西線も、新仕様のA340で運航する。
改修したA340-300はチューリッヒ-成田線にも投入していたが、2月1日のチューリッヒ発便から777-300ER(340席:ファースト8席、ビジネス62席、エコノミー270席)に大型化している。
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スイス インターナショナル エアラインズ
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