ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA)は4月28日、改良型バッテリーを搭載したボーイング787型機による確認飛行の第1回目を終えた。羽田発羽田行き9201便(登録番号JA810A)は午前10時54分に着陸、午前11時4分に到着した。
同便は午前8時44分に羽田を出発、同59分にD滑走路(05)から離陸後、八丈島付近から紀伊半島、浜松市付近、下田市付近、大島、館山市を経由し、羽田へ戻った。
同機にはANAHDの伊東信一郎社長とボーイング民間航空機部門のレイモンド・コナー社長が約2時間のフライトに搭乗した。正午からはコナー社長、午後1時からは伊東社長が個別に会見を開く。
関連リンク
ボーイング787型機 ANAからのお知らせ(全日本空輸)
安全・運航情報 ボーイング787型機(日本航空)
国土交通省
Boeing
ボーイング・ジャパン
・全日空とボーイング、787の改良型バッテリーと作業公開
・全日空の伊東会長「他機種の前倒し受領不要」 787の6月再開で
・全日空、5月に787臨時便検討 伊東会長「自信を持った段階で」6月定期便再開へ
・「品質の問題ではない」787のバッテリートラブルでボーイング幹部
・ANAの787、確認飛行を開始 羽田離発着便で2時間
・ボーイング、787の安全性再強調 格納容器「あらゆる原因に対応」
・国交省、787の運航再開をANAとJALに認可 28日に初の確認飛行
・ANAとJAL、787の改修開始 ボーイングから作業チーム
・787運航再開は数週間後 バッテリーの絶縁性や電圧設定見直し ボーイングのコナー氏、都内で会見
・全日空の787、電気配線に設計ミス 運輸安全委「発煙との関連性低いが電圧記録には影響も」
・787の胴体不具合問題、全日空と日航向け納入影響なし