ピーチ、上海一時運休　関空・羽田、3月まで

　ピーチ・アビエーション（APJ/MM）は2月5日、関西・羽田－上海（浦東）線の2路線を一時運休すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航制限や、旅行需要の減少によるもので、夏ダイヤが始まる3月29日の再開を予定している。

上海線を一時運休するピーチ＝16年2月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　関西－上海線のうち、関空発は2月10日から3月27日まで運休。上海発の運休は2月11日から3月28日までとなる。羽田－上海線は、往復とも2月11日から3月28日までが運休となる。期間中は94往復188便が運休となり、払戻などで対応する。

　航空各社はウイルス拡大による需要減少で、中国線を一部運休・減便している。ジェットスター・ジャパン（JJP/GK）は2月5日から、成田－上海線を一時運休。全日本空輸（ANA/NH）は成田－武漢線のほか成田－北京線と羽田－北京線の計3路線を運休する。日本航空（JAL/JL、9201）は成田－北京線と成田－上海線など計7路線で運休・減便を計画している。

対象便の運航スケジュール
関西－上海
MM79 関西（22:25）→上海（翌日00:20）運休：2月10日から3月27日
MM80 上海（06:05）→関西（09:10）運休：2月11日から3月28日

羽田－上海
MM899 羽田（02:10）→上海（05:00）運休：2月11日から3月28日
MM898 上海（01:25）→羽田（05:00）運休：2月11日から3月28日

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