企業, 機体, 空港 — 2020年2月4日 10:10 JST

静岡エアコミュータ、静岡空港にAW139訓練施設 22年開業目指す

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 鈴与などが出資する静岡エアコミュータ(SACC、静岡市)は、レオナルドヘリコプターズの中型双発ヘリAW139の訓練事業を展開する。静岡空港に隣接するフジドリームエアラインズ(FDA/JH)の訓練センター内に、レベルDのフルフライトシミュレーター(FFS)を2021年11月をめどに導入。2022年初旬の開業を目指す。

静岡エアコミュータが導入するAW139のフルフライトシミュレーター(同社提供)

 両社は2019年12月に、日本初となるAW139のFFS導入契約を締結。レオナルドのATC(認定トレーニングセンター)として事業展開することで合意している。

 SACCによると、AW139は国内で官庁と民間合わせて60機が導入されており、救難・救助や哨戒、報道で使用されている。国内ヘリ業界ではパイロットと整備士が不足しており、人員確保や要請が課題となっていることに加え、消防・防災では安全確保のためパイロット2人による操縦体制が義務づけられ、訓練のニーズが高まっているという。

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