エアバス, エアライン, 機体 — 2019年12月25日 05:00 JST

カナダ初のA220、エア・カナダに 20年5月就航の新路線投入へ

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 エアバスは、エア・カナダ(ACA/AC)に同社向け初号機となるA220-300型機(登録記号C-GROV)を引き渡したと現地時間12月20日に発表した。カナダの航空会社がA220を導入するのは初めて。

カナダ初のA220となったエア・カナダのA220-300(エアバス提供)

 エア・カナダのA220-300は2クラス137席(ビジネス12席、エコノミー125席)を設定。45機発注済みで、A220-300は北米では初導入となる。現地時間2020年1月15日に、エア・カナダの本社があるモントリオールでお披露目する。

 運航開始は1月を予定し、その後、5月4日開設するモントリオール-シアトル線と、トロント-サンノゼ線の2路線に投入する。

 A220は、カナダのボンバルディアが開発した小型旅客機「Cシリーズ」の新名称。Cシリーズの製造や販売を担う事業会社「CSALP」を、エアバスが2018年7月に買収したことで改めた。Cシリーズは、CS100(100-135席)と、中胴が3.7メートル長いCS300(130-160席)の2機種が開発され、CS100をA220-100、CS300をA220-300に改称した。

カナダ初のA220となったエア・カナダのA220-300(エアバス提供)

カナダ初のA220となったエア・カナダのA220-300の胴体(エアバス提供)

カナダ初のA220となったエア・カナダのA220-300の垂直尾翼(エアバス提供)

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