エアライン — 2013年4月16日 22:15 JST

カンタス航空、10年ぶり新制服発表 14年から客室乗務員と地上職が着用

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 カンタス航空(QFA)は現地時間4月16日、客室乗務員と地上職員の新制服を発表した。2014年前半から国際線とオーストラリア国内線の1万2600人が着用する。QFAが制服を刷新するのは10年ぶり。

14年前半から客室乗務員と地上職が着用するカンタス航空の新制服=PHOTO: Georges Antony

カンタス航空の新制服=PHOTO: Georges Antony

 女性用と男性用合わせて35種類の制服類一式を、オーストラリア人デザイナーのマーティン・グラント氏がデザイン。フレンチネイビーのスーツと対照的な白いシャツ、カンタスレッド(ルビーレッドとフクシャピンク)を取り入れた。女性のトップスと男性のネクタイは斜めのストライプが特徴で、カンタスのロゴからインスピレーションを得たという。

 女性用はワンピースとトップス、スーツ、トレンチコート、スカーフに、ボトルのキャップをリサイクルして作られた生地を使用したトリルビー帽のコンビネーション。男性のスーツはかっちりしたデザインを取り入れた。

 新制服には15種類の生地が使用されており、スーツにはオーストラリアウール、シャツには混綿素材が使用されるなど、現場のあらゆる状況に適応できるように工夫されており、さまざまな環境や天候でも快適性を保つようにデザインされた。

 グラント氏は当初、オーストラリアに関するデザインを考えていたが、次第にカンタスのイメージやロゴをデザインに取り入れていったという。また、大胆な色使いの一方、シンプルで色あせないデザインを追求した。

 制作時にはQFAの客室乗務員や地上職員を含む接客担当者から選ばれた、12人によるユニフォーム委員会が参加。機能性や耐久性について意見を出し、グラント氏と作業を進めた。

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