航空会社もブラックフライデーセール　JALやエールフランス、ピーチ

　米国発祥の11月の大型セール「ブラックフライデーセール」が航空会社でも開催され、今年は海外の航空会社の日本法人も参戦する動きがみられる。

JALのブラックフライデーセール

　感謝祭翌日の11月第4金曜日に行われるブラックフライデーセールは、日本でも2016年から本格的に実施する企業が目立ち始めた。通販世界大手「Amazon（アマゾン）」も、今年は22日から24日まで日本で初開催した。

　国内の航空会社では、2016年から実施している日本航空（JAL/JL、9201）は、「フライングBLACK FRIDAY」と銘打った事前キャンペーンを25日から展開。初日の出フライトの招待券や東京ディズニーランドの新施設プレビューチケット、4泊6日のハワイ旅行が当たる。セールは29日から12月1日まで実施し、航空券やツアー代金に充当できる電子ポイント「e JALポイント」のプレゼントなどを予定している。

　LCCでは、ピーチ・アビエーション（APJ/MM）が今年もセールを実施。「ちょっとフライング」（同社）で28日午後10時から12月1日まで開催し、航空券の搭乗期間は12月11日から2020年3月28日までとしている。

　日本に就航する航空会社では、エールフランス-KLMグループのKLMオランダ航空（KLM/KL）が22日から25日まで、エールフランス航空（AFR/AF）が27日から30日までと、2社で期間を分けて日本でのセールを展開している。

　一方で、全日本空輸（ANA/NH）は今年もブラックフライデーセールは実施しない。航空会社により判断が分かれるだけでなく、初日の出フライトなど自社の強みを付加価値として生かすセールとも言えそうだ。

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