エアライン, 企業 — 2019年11月27日 12:20 JST

JTAと琉銀、パイロット育成支援 県学生対象

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 日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)と琉球銀行(8399)は、キャリア支援の協力を開始する。沖縄県在住の学生を対象にパイロットの育成を支援し、県出身パイロットの安定的な確保を目指す。

琉銀とパイロットの育成支援を開始するJTA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JTAはインターンシップなどを通じ、航空業界の魅力やパイロットの仕事のやりがいなどを県内の学生へ発信。「パイロットになる」という気持ちが身近に感じられる体制を構築する。琉球銀行は、パイロットライセンスの取得費用を学生に貸し付ける金融商品を提供し、費用面から学生をサポートする。

 多くの島々からなる沖縄県は、生活基盤としての航空ネットワークの維持発展を、重要な課題と位置づけている。一方で、国内でパイロットに必要なライセンス取得には多額の費用が発生することから、パイロットが職業の選択対象にならないことがある。

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