ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は11月25日、福岡空港の拠点化を開始した。前日24日に台北(桃園)-福岡線の運航を開始し、機材の夜間駐機体制が整ったため。福岡は、ピーチ6カ所目の拠点空港となる。
同社の井上慎一CEO(最高経営責任者)が、福岡空港での同路線就航セレモニーで発表した。井上CEOは福岡空港について「地理的にも市場的にも、優位性を備えたエリア。市内へのアクセスもいい」と評価した。今後の路線計画については「目標はないと言えばうそになる」と述べ、明言を避けた。
従来の福岡線は国内4路線のみ。1日あたりの便数は、関西から3往復、成田から2往復、札幌と那覇から1往復ずつとなっている。24日から国際線の運航も開始し、台北行きが就航した25日以降は5路線を運航する。
ピーチ最大の拠点は関空で、このほか那覇と仙台、札幌(新千歳)、成田を拠点化している。
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