フィンランドのフィンエアー(FIN/AY)とフィジーの国営航空会社フィジー・エアウェイズ(FJI/FJ)は、フィンエアーが就航する成田と香港、シンガポール経由で、ヘルシンキとフィジーのナンディ間のコードシェア(共同運航)を冬ダイヤが始まる10月27日から始める。航空券の予約は開始している。
フィジーエアが運航するナンディ-成田線、香港線、シンガポール線にフィンエアーの便名を付与。フィジーエアのナンディ-サンフランシスコ線とロサンゼルス線にもフィンエアー便名の付与を予定している。
一方、フィンエアーのヘルシンキ-シンガポール線にフィジーエアの便名を付与。フィジーエアの利用者が、フィジーからシンガポール経由でフィンランドや欧州各地へ同社便名で渡航できるようになる。
フィンエアーでは、今回のコードシェア提携で同社便名のフライトによる世界一周旅行が可能になるとPRしている。
フィジーエアは2018年7月に、ナンディ-成田線を2009年3月以来9年4カ月ぶりに再開。エアバスA330-300型機(2クラス313席:ビジネス24席、エコノミー289席)またはA330-200(同273席:ビジネス24席、エコノミー249席)で、週3往復運航している。
フィンエアーや日本航空(JAL/JL、9201)が加盟する航空連合「ワンワールド・アライアンス」の新制度「ワンワールド・コネクト」のパートナー第1号となり、2018年12月から優先搭乗などのサービスを提供している。2019年2月からは、JALとのコードシェアをナンディ-成田線、香港線、シンガポール線の3路線で順次開始した。
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