エアバス, 機体 — 2019年10月11日 19:33 JST

A320neoファミリー、納入1000機に到達 3年8カ月で

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エアバスは現地時間10月10日、A320neoファミリーの納入が1000機に達したと発表した。1000機目となったのはインドのインディゴ(IGO/6E)向けA321neo(登録記号VT-IUH)で、2016年1月のA320neo初号機(D-AINA)の引き渡しから3年8カ月で達成した。

1000機目のA320neoファミリーとなったインディゴのA321neo(エアバス提供)

 A320neoファミリーは、メーカー標準座席数が1クラス180席のA320neoと156席のA319neo、236席のA321neoの3機種で構成。A321neoは航続距離延長型の「A321LR」と、さらに延長した超長距離型「A321XLR」も用意する。最終組立工場は4カ所で、仏トゥールーズと独ハンブルク、中国・天津、米アラバマ州モビールで稼働している。

 2016年1月には、A320neoの初号機をルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)に引き渡した。A321neoの初号機(N921VA)は2017年4月にヴァージン・アメリカ(VRD/VX)が、A321LRの初号機(4X-AGH)は2018年11月にアルキア・イスラエル・エアラインズ(AIZ/IZ)が、それぞれ導入。A319neoの初号機は今年7月16日に個人客に引き渡した。A321XLRは今年6月のパリ航空ショーでローンチし、2023年の納入開始を予定している。

1000機目のA320neoファミリーとなったインディゴのA321neo(エアバス提供)

離陸するルフトハンザ ドイツ航空のA320neo初号機(同社提供)

ヴァージン・アメリカのA321neo初号機=17年4月20日 PHOTO: C.Brinkmann/Airbus

A321LRのローンチオペレーターとなったアルキア(エアバス提供)

関連リンク
Airbus
エアバス・ジャパン

エアバス、超長距離型「A321XLR」ローンチ 単通路で世界最長、23年納入へ(19年6月17日)
A319neo、EASAとFAAから型式証明 LEAP機、ファミリー3機種で取得(18年12月25日)
A321LR、納入開始 単通路機で世界最長、アルキアに初号機(18年11月14日)
エアバス、A321neo初号機納入 ヴァージン・アメリカ、LEAP機リース導入(17年4月24日)
エアバス、A320neo初号機納入 ルフトハンザに(16年1月21日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post