青木勝写真展「Hello, Goodbye BOEING747」が、オリンパスギャラリー東京で10月4日から9日、オリンパスギャラリー大阪で11月1日から14日まで開催。いずれも入場無料で、ギャラリートークを期間内に開く。
「多くの人からジャンボジェットの愛称で親しまれた旅客機ボーイング747を、日本導入時から40数年にわたり撮り続けてきた、青木勝の作品群です。
厳しい飛行訓練のあいまに見せる、緊張が緩んだ瞬間(アメリカ・モーゼスレイク)や、悪天候のなか水煙を巻き上げて豪快に離陸する瞬間(オランダ・アムステルダム)、ビルの谷間を縫うようにしてファイナルアプローチする緊迫した姿(香港)、エメラルドグリーンの海をバックに 訓練飛行を繰り返す光景(沖縄・下地島)、極寒の地アラスカで、引力に逆らって離陸する力漲るシーン(アンカレジ)など、世界各地で捉えたボーイング747の数々。
展示作品はフィルムで撮影したもので、フィルムならではの再現性の素晴らしさを感じていただければと思います。
このほか、オリンパスの最新フラッグシップ機、OM-D E-M1Xで撮り下ろした作品も併せて展示しますので、フィルムとデジタルの違いを、楽しんでいただけたら幸いです」
出展作品数は約60点。東京は午前11時から午後7時までで木曜休館、大阪は午前10時から午後6時、最終日は午後3時までで日曜と祝日休館。ギャラリートークは、東京は5日午後2時からと6日午後2時から、大阪は2日午後1時から。
場所は、東京が新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル 地下1階、大阪が大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル 1階。
【略歴】
青木 勝(あおき・かつ)
1944年、埼玉県生まれ。
東京写真短期大学(現 東京工芸大学)卒業。新聞社を経て、フリーランス写真家となる。
1970年、日本航空の嘱託カメラマンとして飛行機写真を撮り始める。以後、飛行機の魅力に取り憑かれ、飛行機写真ジャンルの確立と拡大を担って、グラフ誌、写真専門誌、航空専門誌等に写真と記事を掲載、数多くの個展で飛行機 写真の魅力を発信してきた。
【写真集】
「JET JET JET」
「AIRLINERS 青木勝の旅客機の世界」
「YS-11名機伝説」
「Hello, Goodbye BOEING747」など
【著書】
「ヒコーキを撮ろう」
「YS-11が飛んだ空 全182機のそれぞれの生涯」
「素晴らしき飛行機写真の世界」など
【個展】
「JET SONG わがイカロスたちに捧ぐ」
「DC-8 FOREVER」
「FREE FLIGHT」
「華麗なる翼たち」
「空飛ぶ夢 飛行機生誕100年」
「JET JET JET 1969-1975」
「YS-11名機伝説」
「THE CONCORDE」
「Hello, Goodbye BOEING747」など
関連リンク
青木勝写真展「Hello, Goodbye BOEING747」(オリンパス)