タイのLCCノックエア(NOK/DD)は現地時間12月20日から、バンコク(ドンムアン)-広島線の運航を開始する。初の日本路線で、運航スケジュールは今後決定する。
当初は12月18日が就航予定日だった。広島空港の利用促進を図る県空港振興課によると、運航スケジュールはまだ確定しないものの、水曜と金曜、日曜の週3往復を計画しているという。機材はボーイング737-800型機(1クラス189席)となる見込み。
ノックエアの国際線は現在6路線で、ドンムアンからホーチミンやヤンゴンのほか、中国本土にも乗り入れている。広島線を開設した場合、同社の国際線は7路線となる見通し。
ノックエアはタイ国際航空(THA/TG)の出資により、2004年に設立。ドンムアンを拠点とし、国際線のほかタイ国内23都市に乗り入れている。
バンコク-広島線は2005年12月から2009年10月まで、バンコク・エアウェイズ(BKP/PG)が最大週4往復運航しており、10年ぶりの復活となる。広島への国際線は現在6路線で、2017年10月30日にシルクエアー(SLK/MI)が開設したシンガポール線以来、2年ぶりの新路線となる。
12月18日が当初の就航日
・ノックエア、日本12月就航へ 広島へ週3往復(19年9月6日)
17年10月にシルクエアー就航
・シルクエアー、日本初の737 MAX定期便 広島-シンガポール、週3往復(17年10月30日)