関西空港を運営する関西エアポート(KAP)は、ゴミ箱があふれる前にゴミを回収するため、ゴミ箱センサーの実証実験を実施している。国内空港初の取り組みで、環境用品を手掛ける山崎産業(大阪市浪速区)と9月20日まで実験する。
訪日外国人の増加を背景に、清掃スタッフのゴミ回収作業の効率化を目指す。空港内の各ゴミ箱にセンサーを取り付けることで、ゴミがあふれる前にゴミ箱の状態をリアルタイムに把握し、回収できるようになる。
KAPでは、同システム導入でゴミの量をピンポイントで把握できることから、少人数で効率よく回収でき、空港の美観を損なわずに清掃できるとしている。
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