日本航空(JAL/JL、9201)は9月12日、モスクワの就航空港を現在のドモジェドボ国際空港からシェレメチェボ国際空港に変更すると発表した。2020年3月29日から10月24日までの夏ダイヤ期間内に変更する。
シェレメチェボ空港は、モスクワ市内中心部からの交通アクセスが良く、JALが包括的業務提携を2017年に発表したアエロフロート・ロシア航空(AFL/SU)の拠点空港。ロシア最大の路線網を有することから利便性が高く、JALは夏ダイヤ中にシェレメチェボを発着するアエロフロートの一部路線でコードシェア開始を予定している。
また、現在1日1往復(週7往復)運航している成田-モスクワ線(JL421/422)を、10月27日開始の冬ダイヤ期間も継続。機材はボーイング787-8型で、1月中旬から2月末までは週4往復に減便する。
JALは夏ダイヤ期間中に、成田-ウラジオストク線を1日1往復で開設する計画。モスクワ線とともに、日露間の需要取り込みを狙う。一方、全日本空輸(ANA/NH)も冬ダイヤ期間中の2020年3月に、成田-ウラジオストク線の開設を目指している。
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日本航空
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