日本航空(JAL/JL、9201)は8月19日、国内線の保安検査場の通過締切時刻を、冬ダイヤが始まる10月27日から出発20分前に変更すると発表した。現行の15分から5分早めることで定時出発率の向上を図る。
対象は国内線が就航するすべての空港で、JALグループの運航便のほか、フジドリームエアラインズ(FDA/JH)や天草エアライン(AHX/MZ)が運航しているコードシェア便も含まれる。
国内線保安検査の締切時刻は、全日本空輸(ANA/NH)が2018年12月1日から羽田空港のみ従来の出発15分前を20分前に早めている。この際にANAとコードシェアを実施しているエア・ドゥ(ADO/HD)とスターフライヤー(SFJ/7G、9206)、ソラシドエア(SNJ/6J)の3社も、羽田はANAと同じ20分前にそろえた。ANAによると、羽田以外の空港も20分前に統一することを検討しているという。
スカイマーク(SKY/BC)は、従来から出発20分前を締切時刻にしている。
今回JALが見直したことで、今後は国内線保安検査の締切時刻が20分前に統一される可能性がある。
関連リンク
日本航空
・ANAの羽田国際線、搭乗手続き出発60分前に 国内線保安検査は20分前に統一(19年8月20日)
・ANA、羽田国内線乗り継ぎ時間変更 10月から35分以上に(19年7月18日)
・ANA、羽田の保安検査20分前に 12月から、2タミ利用各社も(18年8月21日)