ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は7月8日、関西空港の第2ターミナルで、和歌山・紀の川市のモモを利用客にプレゼントする「Share Peach Day」を開催した。今回で8回目となる恒例イベントで、台北からの到着客に「夏の味覚」を届けた。
定刻午後1時に関空に到着する、台北(桃園)発MM22便の利用客162人(うち幼児0人)に配付。紀の川市とJA紀の里との共同企画で、「白鳳(はくほう)」を250個近く用意した。
イベントには、ピーチから和歌山出身の金澤栄次監査役と客室乗務員らが参加。このほか、紀の川市をピーアールする「紀の川ぷるぷる娘」と、紀の川のフルーツを宣伝するキャラクター「ももぷる」も加わり、台北からの到着客にモモを手渡した。到着客は驚いた様子でモモを受け取ると、にこやかに目的地に向かった。
モモは6月中旬から8月中旬に食べごろを迎える。JAの担当者によると今年のモモは甘く仕上がり、小ぶりだった2018年のものと比較し、平年並みの大きさに戻ったという。
農林水産省によると、2018年のモモの収穫量は全国で11万3200トン。和歌山県産は、このうち7%に相当する7420トンを占め、西日本一の出荷量となっている。県内では、紀の川市を中心とした那賀地区で多く生産され、紀の川市桃山町のモモは「あら川の桃」として知られている。
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