防衛省は7月5日、航空自衛隊の新空中給油・輸送機KC-46Aの修理に関する技術援助契約先として、全日本空輸(ANA/NH)を選定したと発表した。
KC-46Aは、旅客機のボーイング767-200ER型機を母機とした空中給油・輸送機。コックピットは787と同様15インチ・ディスプレイを装備している。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製PW4062で、最大離陸重量は41万5000ポンド、搭載燃料は21万2299ポンド。空中給油のほか、輸送機として人員や物資、負傷者を運べる。
ボーイングは今年1月10日に、米空軍へKC-46Aを初納入した。
防衛省は3月4日に、修理に関する技術援助契約の提案要求書を提案希望企業へ配布し、4月5日に各社から提案書を受領。提案書の評価点はANAがもっとも高かったという。
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全日本空輸
KC-46A Pegasus(Boeing)
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