フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は7月5日、神戸空港に冬ダイヤが始まる2019年10月27日から就航すると発表した。関西圏への就航は初めてで、路線は決定次第発表するという。
FDAは2009年7月23日に運航を開始し、現在はエンブラエル170(E170)とE175を合わせて14機導入済み。12月にはE175の新造機2機を受領する計画を進めている。座席数はE170が1クラス76席、E175が同84席で、神戸にはこれらの機材が就航する見通し。
現在運航している定期便は、国内線19路線。このほかにも季節便やチャーター便を運航している。
関西と伊丹、神戸の3空港が果たす役割について、自治体や国土交通省航空局(JCAB)、地元財界などが議論する「関西3空港懇談会」(座長・松本正義関西経済連合会会長)は5月11日に、神戸空港の将来的な規制緩和で合意。2021年ごろまでに、現在は午前7時から午後10時までの運用時間を1時間延長し、午後11時までの16時間に拡大する。発着枠も拡大し、現在の1日60便(30往復)を80便(40往復)に増やす。
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フジドリームエアラインズ
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