ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の片岡優社長は7月3日、パイロットの有給休暇取得などにより6月に発生した欠航について陳謝した。7月以降は通常どおりに運航するという。
同社では6月に、国内・国際線合わせて35往復70便を欠航。4月から5月にかけて、パイロット9人(機長4人、副操縦士5人)に体調不良などが相次いだことや、同社の期末にあたる6月末までに有給休暇を取得するため、一部のパイロットが乗務から外れたことにより、一部便を減便した。
片岡社長は欠航について「運航乗務員の勤務形態の管理不足、管理不備で起きたこと。社内で有給休暇の取得・申請方法を再検討し、不備があったところを直す」とし、パイロット不足による欠航ではないことを強調した。片岡社長は「7月以降は通常運航に戻る」と述べ、「ご迷惑をおかけした」と陳謝した。
欠航は6月1日から30日までの計17日間で発生。国内8路線と国際2路線の計10路線が対象となり、約7500人に影響が出た。
関連リンク
ジェットスター・ジャパン
・ジェットスター・ジャパン、6月に70便欠航 パイロット病欠、7500人に影響(19年6月3日)