エアバス, エアライン, 機体 — 2019年7月3日 09:00 JST

【空撮】空飛ぶウミガメ、ホノルルに2機揃い踏み ANAのA380、週10往復に

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧称ホノルル国際空港)に現地時間7月2日(日本時間3日)、全日本空輸(ANA/NH)のエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」が2機そろった。日本時間2日から成田-ホノルル線に投入しているA380の2機体制が本格化し、週10往復の運航になったため。ホノルルにA380が2機そろうのは初めて。

ホノルルに揃ったANAのA380初号機(手前)と2号機=19年7月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAではA380を「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU」と名付け、全機にハワイの空と海、夕陽をイメージした特別塗装を施した。5月24日に就航した初号機(登録記号JA381A)は空をイメージした青色、6月18日就航の2号機(JA382A)は海をイメージした緑色でデザインし、3号機(JA383A)は夕陽をイメージしオレンジ色に仕上げる。

 座席数は4クラス520席で、ファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーが73席、エコノミーが383席。内装は3機とも同じで各クラスにパソコン用電源と充電用USB端子を備えるほか、Wi-Fiを使った機内インターネット接続サービスを提供し、バーカウンターをクラスごとに設けている。

 ANAの成田-ホノルル線は1日2往復で、成田発は午後8時台のNH184便と、午後9時台のNH182便を運航している。これまで火曜と金曜、日曜発の週3往復に投入していたNH184便をA380で毎日運航し、NH182便は火曜と金曜、日曜に投入する。

 従来はA380を週3往復、ボーイング787-9型機(3クラス246席:ビジネス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席)を週11往復に投入していた。最後の3号機は2020年春に就航する見通しで、全機がそろう2020年度以降は同路線のシェア25%獲得を目指す。

 週10往復初便となった2日のNH184便は2号機で運航。乗客518人(幼児15人含む)を乗せ、午後8時22分に成田空港の45番スポット(駐機場)を出発し、同45分に離陸した。初号機で運航したNH182便は乗客523人(同23人)を乗せ、午後9時32分に46番スポットを出発。午後10時に離陸した。

 ホノルルにはNH184便は現地時間2日午前8時53分、NH182便は午前10時11分に到着した。2号機の折り返しとなるNH183便は2日午前11時28分、初号機の折り返しのNH181便は同日午後1時10分に成田へ向かって出発した。

*写真は20枚。
*ホノルル空撮特集の初号機到着編はこちら
*2号機離陸編はこちら

ホノルル空港の滑走路に進入するANAのA380初号機=19年7月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。