ワインレッドと黒のツートンカラー　写真特集・JAL A350-900（クラスJ編）

　日本航空（JAL/JL、9201）が9月から国内線に投入するエアバスA350 XWB。初号機（A350-900、登録記号JA01XJ）が6月14日に羽田空港へ到着した。客室は「日本の伝統美」を表現したデザインを採用し、手荷物収納棚（オーバーヘッドビン）は大型のものを備える。

JALのA350初号機のクラスJ＝19年6月20日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation

　座席数は3クラス369席で、ファーストクラスが12席（2-2-2席配列）、クラスJが94席（2-4-2席）、普通席が263席（3-3-3席）。前方入口にはJALの鶴丸ロゴを掲げた。

　全席に電源コンセントと充電用USB端子、個人用画面を備え、機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」を無料で提供。地上走行を開始してから駐機場に到着するまで利用できる。映画などのビデオコンテンツは、途中で視聴を中断しても次回搭乗時に続きを楽しめるようにした。

　3クラスの中で、現行機のボーイング777-200型機と比べて唯一増席となったクラスJのシートは、独レカロ製。シートピッチは38インチ（約97センチ）で、座席幅は48センチ。11.6インチの個人用モニターを備える。シートのカラーは従来ブラック1色だったが、背もたれ上部をワインレッドに取り入れ、ツートンカラーとした。

　位置や角度が調整可能な新機構のレッグレストを導入。モニター下部の小物入れやポケットに加え、ひじ掛け下にも収納スペースを設けた。

＊写真は5枚。
＊ファーストクラスはこちら。
＊普通席はこちら。

JALのA350初号機のクラスJ＝19年6月20日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

JALのA350初号機クラスJのコントローラー＝19年6月20日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

テーブルを出してリクライニングしたJALのA350初号機のクラスJ＝19年6月20日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

テーブルにMacBook Proを置きリクライニングしたJALのA350初号機のクラスJ＝19年6月20日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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写真特集・JAL A350-900
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