6月17日から開催されたパリ航空ショーで、エアバスはカンタス航空(QFA/QF)がA321XLRを36機発注したと発表した。このうち26機は発注済みのA320neoからの変更で、10機は新規発注となる。
A321XLRはA321neoの超長距離型で、豪州とアジア、南太平洋の都市を直行便で結ぶことができる。航続距離は単通路機では世界最長の4700海里(約8704キロ)で、4000海里(約7408キロ)飛行できる長距離型のA321LRと比べ、15%延びる。
カンタス傘下のジェットスター・グループは、A321LRを2020年から2022年にかけて導入予定。日本のジェットスター・ジャパン(JJP/GK)も、2020年から3機導入し、東南アジアなど中距離国際線への進出を検討する。
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