日本航空(JAL/JL、9201)は、国内線用のボーイング767-300型機で充電用USB端子(USB電源)のサービスを6月から始めた。737-800も7-9月期(第2四半期)から順次設置し、2021年度末までに2機種への導入を終える。スマートフォンなどを機内で充電したいという、乗客のニーズに応える。
USB端子の設置場所は、ファーストクラスとクラスJがひじ掛け前方、普通席が前席の下方となる。端子の形状はUSB Type-Aに加えて近年普及が進んでいるType-Cも備え、より高出力で充電できるという。
JALは9月1日から国内線に就航するエアバスA350-900型機と、今秋ごろ就航予定の787-8に、電源コンセントと充電用USB端子を設置。これに合わせて、767と737もUSB電源を導入する。一方、A350の就航により退役する777には設置しない。
乗客が搭乗する機材がUSB電源装備機かどうかは、当面の間は予約画面などで確認できないという。
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