ボーイングは、6月17日に開幕する世界最大規模の航空ショー「第53回パリ航空ショー」に、KC-46空中給油・輸送機を初出展する。このほか787-9型機を飛行展示する。2016年の初飛行以来連続して出展している737 MAXは、今回は出展しない見通し。
KC-46は航空ショー初出展となる。軍用機はこのほか、AH-64「アパッチ」戦闘ヘリコプターとCH-47「チヌーク」大型輸送ヘリコプター、F-15戦闘機、P-8哨戒機を出展する。
民間機は、エア タヒチ ヌイ(THT/TN)の787-9を飛行展示するほか、737を旅客機から貨物機へ改修した「737BCF」と、開発中の「空飛ぶクルマ」PAV(パッセンジャー・エア・ビークル)を地上展示する。
2016年1月29日に初飛行した737 MAXは、今回のパリ航空ショーには出展しない見通し。初飛行直後となる2016年開催のファンボロー航空ショーでは737 MAX 8が、2017年に開催した前回のパリ航空ショーでは737 MAX 9が、2018年のファンボロー航空ショーでは737 MAX 7が飛行展示を披露した。
関連リンク
International Paris Air Show
Boeing
ボーイング・ジャパン
これまでの737 MAX出展
・完成度の高さ示す737 MAX 7 写真特集・ファンボロー航空ショー2018(1)(18年8月5日)
・パリ航空ショー、ボーイングがエアバス下す エンブラエルはイヌワシE195-E2でアピール(17年6月23日)
・高い旋回性アピールした737 MAX 8 写真特集・ファンボロー2016展示飛行(2)(16年8月17日)
パリ航空ショー2019
・エアバス、A350-1000とA330neo飛行展示へ パリ航空ショー(19年6月11日)
・空自C-2、パリ航空ショー初出展へ P-1も参加(19年6月10日)
・MRJ、パリ航空ショーに3号機出展へ 70席級コンセプト発表も(19年6月7日)