ヴァージン アトランティック航空(VIR/VS)のエアバスA350-1000型機(予定登録記号G-VPOP)が、初飛行に成功した。受領は今夏を予定する。
仏トゥールーズで現地時間5月27日に実施した。試験飛行は約3時間で、今後は数週間かけて塗装を施す。
ヴァージンは2016年7月に、A350-1000の導入を発表。12機導入する計画で、8機を自社購入、4機は航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)からの長期リースとする。年内は4機受領する計画で、2021年までに全機受領する見通し。
A350-1000の導入により、長距離国際線の現行機材であるボーイング747-400型機とA340-600を置き換える。
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