成田国際空港会社(NAA)は5月14日に発表した2020年3月期通期の連結業績見通しによると、純利益が前期(19年3月期)比11.3%減の317億円を見込む。東京五輪・パラリンピックに対応する施設改修費用などが増加することから、減益となる見通し。売上高は2004年の民営化以降、過去最高を目指す。
売上高は2551億円(前期比2.2%増)、営業利益は518億円(7.2%減)、経常利益が500億円(6.8%減)。航空取扱量については、発着回数は26万2000回(2.1%増)、旅客数は4466万人(3.4%増)、貨物量は213万トン(0.1%増)、給油量は460万キロリットル(3.9%増)を見込む。
—記事の概要—
・五輪向け施設改修で減益
・売上高・利益とも民営化以降過去最高
五輪向け施設改修で減益
航空機発着回数は、
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