ジェットスター・ジャパン(JJP)は3月14日、成田-松山線を6月11日に開設すると発表した。当初は1日1往復で運航を開始し、7月25日から1日3往復に増便する。松山空港に低コスト航空会社(LCC)が就航するのは初めて。就航を記念し、同路線を14日午後6時から同7時59分まで、片道490円で販売する。
JJPは温泉を訪日観光客へ訴求する観光資源と捉えており、道後温泉を要する松山のほか、3月31日から大分、5月31日からは鹿児島へ就航する。成田へはオーストラリアからジェットスター航空(JST)の直行便が就航しているため、成田を経由する訪日観光客の集客を見込む。
JJPによると、成田-札幌線は便により半分から7割程度がオーストラリアからJST便を利用して訪日する乗客だという。
松山線の便数は機材繰りの関係で、当初は1日1往復でスタート。7月25日からは1日3往復へ増便し、9月24日から10月26日までは土日は1日3往復を維持し、平日は1日2往復にする。運賃は片道4590円から2万6990円まで。
JJPが運航中の機材数は、3月14日現在でエアバスA320型機(180席)が7機。すでに燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を装備した8号機と、通常仕様の9号機を受領しており、10号機も近いうちに受領するという。
成田-松山線の就航記念セール運賃は、片道490円。販売期間は3月14日午後6時から同7時59分までで、搭乗期間は6月11日から27日まで。
6月11日就航時の運航スケジュール
GK175 成田(12:10)→松山(13:50)
GK174 松山(14:20)→成田(15:55)
7月25日からの運航スケジュール
成田→松山
GK171 成田(08:05)→松山(09:45)
GK175 成田(12:10)→松山(13:50)
GK179 成田(18:00)→松山(19:50)
松山→成田
GK170 松山(10:15)→成田(11:50)
GK174 松山(14:20)→成田(15:55)
GK178 松山(20:25)→成田(22:00)
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ジェットスター・ジャパン
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5段落目の字句を一部修正しました。(2013年3月15日 17:33 JST)