ハワイアン航空(HAL/HA)は現地時間5月7日、ホノルル-福岡線の就航を計画していると発表した。関係当局の承認を条件に、早ければ11月に開設する。実現すれば、ハワイアンの福岡就航は2014年7月以来、およそ5年4カ月ぶりとなる。
計画によると、直行便を週4往復運航する予定で、エアバスA330-200型機(3クラス278席:ビジネス18席、プレミアムエコノミー68席、エコノミー192席)を投入する。
ハワイアンは2012年4月16日に、ホノルル-福岡線を1日1往復で開設。2014年6月30日の運航を最後に福岡から撤退した。運休の理由について、同社のマーク・ダンカリー社長兼CEO(最高経営責任者、当時)は、「運航を続けるための十分な旅客数の増加が見込めないと判断した」と説明していた。
現在の日本路線は5路線で、ホノルルから羽田と成田、関西、札幌に乗り入れているほか、コナ-羽田線も運航している。福岡再就航により、日本路線は6路線となる。
ホノルル-福岡線は現在、デルタ航空(DAL/DL)が運航しているが、5月8日の運航を最後に運休する。
ハワイアン航空
・ハワイアン航空、787-9のシートメーカー選定 アディエントとコリンズ(19年4月10日)
・羽田発着枠、米航空4社が申請 20年夏から(19年2月22日)
・ハワイアン航空、ホノルル空港のチェックインロビー拡大(18年12月24日)
・ハワイアン航空、札幌-ホノルル8月増便 週4往復、JALとマイル提携(18年12月23日)
・ハワイアン航空、福岡線運休 7月から(14年2月27日)
運休するデルタ航空
・デルタ航空、福岡-ホノルル運休へ 5月8日に最終便(19年1月24日)