天草エアライン(AHX/MZ)は、機体のエンジン交換作業が発生した影響で、5月4日まで全便運休している。5日は天草-福岡線の一部と熊本-伊丹線を運休する。
天草エアの機材は、ATR42-600型機(登録記号JA01AM)1機のみ。4月26日にエンジン交換が必要な機材不具合が発生し、27日から30日までの全便運休を発表していた。その後、さらに整備作業に時間がかかることが判明したため、4日まで延長した。
全便運休する中で、1日3往復の天草-福岡線は、最終の天草午後5時55分発福岡行きMZ107便と、折り返しの福岡午後7時5分発天草行きMZ108便は、機材整備とは別に乗員繰りで欠航する。3月19日に発表していたもので、機長1人が病気により乗務できなくなり、交代要員の手配がつかないためだという。
5日は天草-福岡線のMZ107/108便と、1日1往復の熊本-伊丹線(MZ801/802便)が運休。MZ107/108便は乗員繰り、MZ801/802便は機材整備による運休となる。
6日以降も乗員繰りにより、MZ107/108便などの運休が生じる。
8月にも乗員繰り欠航
・天草エアライン、乗員繰りで6便欠航 代替パイロット手配できず(18年8月15日)
JACと天草エアが共通事業機
・天草エア、JAC共通事業機の運用再延長 ATR42-600リース(18年7月9日)
・JAC、天草エアにATR42リース 期間限定、重整備での運休回避(18年5月29日)
2代目みぞか号が日本初のATR機
・天草エアライン、2代目みぞか号就航 新制服も導入(16年2月20日)
写真特集・天草エアラインATR42 2代目「みぞか号」
・機体編 親子イルカ塗装を踏襲(15年10月4日)
・機内編 客室前方は対面シート(15年10月4日)
ATR社の日本戦略
・「リージョナルジェットより景色も燃費も良い」特集・ATRシェーラーCEOに聞く日本戦略(17年11月14日)
・仏ATRのCEO、ターボプロップ機の優位性強調 鹿児島でMRO展開視野に(16年4月18日)